今回は側わん症の症状についての勉強をしましょう🖋️
側わん症の症状のいろいろあり、症状が出るかどうかは人それぞれなことが多いです。
側わんのカーブが大きくても症状が何もなかったり、反対に側わんのカーブが小さくても症状が強かったりすることもあります👀
ここに書いてある症状が必ず出るということではありません。
あまり不安に思わずに、「そうなんだ〜」と読んでみてください🙏
もし、自分にも当てはまる症状があったら家族に相談してほしいです💡
それでは、スタート✨

側わん症にはどんな症状があるのかというと・・・

このようなものがあります。

それぞれの症状を見ていく前に、ちょっと知って欲しいことがあります。

寿命や仕事、結婚や出産は、側わん症だとダメなのでしょうか?

研究では、側わんの人も側わんのない人も変わらないと言われています。

寿命や仕事なんかはそれほど変わらなくて良かったけれど、それでも側わん症だと困ることもあるのが実際です。

ここから症状について、ひとつずつ勉強していきましょう!

まず、側わん症の一番の特ちょうとも言えるのが、このような外見上の変化です。
側わんカーブの大きさによっても目立ちやすさは変わってきます。

背骨全体が平らであったり、胸の大きさや左右のちがいがあったりします。

痛みはないことも多いですが、側わんカーブが大きくなるとともに痛みを感じることもあります。
背中や腰に重だるい「ずし〜」とした筋肉の痛みがでやすいです。

出っ張りのある方の肩甲骨の周りが痛くなることもあります。

側わんカーブによって姿勢全体がくずれてしまうこともあります。
ただ、服を着ていたら分からないことも多いです。

息切れなどの呼吸器の症状が出ることは、ほとんどありません。
側わんカーブがかなり大きい場合に感じることがあります。

神経の症状も子どものころに出ることはほとんどなく、大人になって年を重ねて背中が丸くなったりしてくると、症状が出る可能性があります(側わんのない人も症状が出る可能性があります)。

胃や食道などの症状はほとんどないことが多いです。
手術後に一時的に出ることがあります。

ストレスを感じてしまう人は多いです。
特に学校で着替える時や、装具を見られる時に「イヤだなあ」と感じる人が多いと言われています。

ストレスを感じてしまうのは、背骨は「真っ直ぐじゃないといけない」と思い込みがみんなにあるからです。
「真っ直ぐじゃないといけない」のではなく、「真っ直ぐの方が少し便利」なだけです。
困ることはあってもはずかしいことでは決してないです。

背骨が曲がっていても、自信を持っていいのです。
何もまちがっていません。
目が悪くて不便なように、側わん症も同じようなことで、気にせず好きなことを思いっきりしてもいいのです。

今回は側わん症の症状をまとめました。
それぞれの症状は、運動や治療、好きなことに打ち込んだりすることで良くなることもあります。
あまり不安になりすぎないで欲しいです。

側わん症でも、みんなと同じように、なんにでもなれる可能性はあるのです!

今回は側わん症の『症状』についてまとめました。
ここに書いてある症状があれば、家族に相談しましょう💡