最近、新しい側弯症測定機器がYahoo!ニュースでも取り上げられていました。
その記事は、北海道江別市の私立学校が新しい測定機器を導入したという内容です。
新しく導入された測定機器は「脊柱側弯症検査用機器スコリオデバイス」という名称で、これは電制コムテック株式会社と旭川医科大学が共同開発したものです。

スコリオデバイスの特徴として以下のものが挙げられています。
- 着衣のまま 検査ができる
- 一人あたり5~10秒で測定できる
- ローラー部を背部に転がすだけで、最大背面傾斜角度を測定できる
- 軽量・片手で持てるコンパクト
- 操作が簡単、だれでも使える
全国の学校で検診が行われるのは4月〜6月ごろです。
ちょうど現在行われています。
学校検診の目的のひとつは側弯症の早期発見です。
しかし、十分に側弯症を発見できているかと言われると、まだまだ課題があるようです。
現状は前屈テストによるチェックがほとんどで、見逃されるケースもゼロではありません。
今回のデバイスのように少しでも発見をサポートする取り組みが広がると良いですね!
スコリオデバイスの他にも、一部の学校では、3Dバックスキャナー™︎、SCOLIOMAP®︎などと呼ばれる測定機器が導入されている学校がごく一部あります。
今後、全国の学校に広がっていくことを期待しています。
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