そくわんの『歴史』おとな向け

側弯症は古くから様々な書物に記録が残っているとされており、今回はその歴史をさら〜っと辿っていきたいと思います!

側弯症のはじまりはなんと5500年前!!😳

ヒンドゥー教の神クリシュナは英雄&絶世の美男子だったそうで今でも大人気なんだとか✨

そんな英雄&美男子であったクリシュナ神のエピソードのひとつとして「脊柱変形を持ったクブジャを治した」ことが語られています👀

神の力で治したクリシュナ神の出来事から約3000年後、今度は医学としての側弯症治療が始まりました🏥

そこには『医学の父』ヒポクラテスが登場します!医学会のビッグネームです🌟

ヒポクラテスが側弯症(scoliosis)の名付け親とされています💡

そんなヒポクラテスの治療がコレだっ!!🤩

…。豪快。。

実は理にかなっていた治療!

ヒポクラテスが行った矯正原理は「引っ張って圧迫する」であって、これは現在の装具療法や運動療法に通ずるところがあります🕺🏼

さすが『医学の父』といったところでしょうか🙈

ヒポクラテスのお話から時代はずいぶん進み、今から500年前、装具誕生🐣

当時のフランスでは、内科医を「医者」、床屋の生業とともに外科処置を行う者を「床屋医者」と呼んでいて、「床屋医者」は「医者」よりも身分が低い存在でした🥼

「床屋医者」であったパレは非常に患者に優しく謙虚で、『我包帯す、神、癒し賜う』(私は包帯を巻くだけ、あとは神が治してくださる)という言葉を残しています❤️‍🩹

パレの側弯装具を皮切りに、徐々に医学的にも側弯のことが解明されていきました🔍

この真ん中の図は、はじめて描かれた「側弯脊柱」とされています🎨

そして、時がもう少し進み、整形外科という分野が誕生しました🐣

整形外科の根底にあるのは、『小児の変形に対する治療』です👶🏻

その代表例ともいえる側弯症の治療を彷彿させる『挿絵』が現在でも整形外科のシンボルマークとなっています✨

整形外科という分野が誕生し、側弯症の治療もさらに試行錯誤されるように💫

そのなかで、牽引装置がついたベッドによる治療が流行ったりもしました🛏️

しかし、牽引ベッドの流行は続かず、装具の発展が目立っていくことになります🦚

この頃の装具の大きな発展は、寝た状態での矯正から起きた状態で矯正する方法に変わったことです🔄

これをキッカケに装具治療が加速⚡️

そして今から150年前、石膏でギプスをつくり矯正する方法が開発💡

現在の形へと進んでいきました⏳

一方、側弯手術の歴史は装具と比べると新しく、100年前に現在の手術法の基礎が誕生しました🐣

側弯症治療。

そこには、偉大な神や医師たちがバトンを繋いできた、気が遠くなるほどの長い歴史がありました🌱

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