そくわんの『症状』おとな向け

今回は側弯症の症状についての勉強記事です🖋️

側弯症の症状の出かたは様々であり、人それぞれなことが多いです。

側弯のカーブが大きくても症状が少なかったり、反対にカーブが小さくても症状が強かったりすることもあります👀

ここに書いてある症状が必ず出るということではないので、あまり不安にならずに参考程度に見て欲しいです💡

では、スタートです✨


側弯症の一般的な症状には、どんなものがあるのでしょうか🤔

こちらが主な側弯症の症状となります💡

ひとつひとつ症状の説明をしていきたいのですが、その前に。知っておいて欲しいことがあります🗣️

知っておいて欲しいことは、人生に関わるような大きな違いがあるかどうかということです。

これらの質問に対する答えは、側弯症があっても「大きく変わらない」と言われています👀

側弯症には種類があって、1番多いのが特発性側弯症です。

側弯症の程度にもよりますが、多くの側弯症では、寿命が縮んだりすることはなく、結婚や就労も健康な人と割合は同じと言われています🙂

でも、困ることが多いのが側弯症の実際です。。

では、これらの症状について、ひとつずつみていきましょう🎯

まず、1番現れやすい症状として、「外見上の変化」が挙げられます。

特徴的なのは、前屈した時の肋骨隆起で、これは側弯症検診でもチェックするポイントとなっています📝

その他にも、肩甲骨やウエストラインなどの“左右差”が特徴です。

腰椎の側弯もある場合は腰部隆起もみられることや、横から見たときの平坦な背中も特徴です。

乳房の左右差もでることがあります。

胸椎カーブが右に凸の場合、右の乳房が左よりもやや小さく、上に外に位置していることがあります(乳房の左右差は側弯がなくても、しばしばあります)。

次に、痛みについてです⚡️

足に痛みが出ることは少ないですが、背中の痛みは装具治療をしている人で特にでやすいと言われています。

背中の中でも、肩甲骨付近の痛みに困っている人も多くいます。

胸椎カーブが右に凸の場合、右の肩甲骨付近に痛みを感じることがあります😬

体幹全体のバランスが崩れてしまうこともあります。

簡単に言うと、ダボっとしたTシャツを着ていても、側弯が簡単にわかるような状態です👕

側弯があってもその上下の背骨が反対側にカーブして、脊柱全体のバランスを保とうとします⚖️

そのため、側弯が重度でなければ、服を着ていたら周りの人は気づかないことも多いです👀

呼吸への影響は重度の側弯があると生じることもありますが、多くの方は呼吸器症状を自覚されることは少ないです😯

しびれや足に力が入らないなどの神経症状も稀です。

脊柱管狭窄症など、側弯がなくても生じてくる加齢を要因とした脊椎の変性が影響します。

側弯があることで、それらの症状が少し出やすいかもしれないということになります🌀

食道や胃腸などの消化器のトラブルも、思春期に出ることは少ないです🙄

術後に一時的に生じることはありますが、すぐによくなることが多いです。

一方で、成人以降では、逆流性食道炎が起こりやすいことが言われています🍴

最後に、忘れたらいけないのが心理的な影響です。

思春期という多感な時期ということもあり、側弯症について様々な思いを抱きます。

その背景には、背骨は真っ直ぐでないといけないといった固定概念があります。

側弯症のせいで、自分のことまで嫌いになってしまわないように、なんとかサポートしてあげたいものです🫂 

側弯症では、外見上の変化、腰背部の痛み、心理的ストレスが、比較的でてきやすい症状です👀

このような症状も、治療や運動、家族や友人と遊んだり、自分の好きなことに打ち込むなどによって緩和することもあります✨

それぞれの症状への対策についても、いずれご紹介できればと思っています!

今回は側弯症の『症状』についてまとめました。

側弯症の症状には、背骨が弯曲する以外にもいくつかあることと、それらには個人差があることを理解してもらえたら今回のスタディはバッチリです💡

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